あとりえ絵日記

UMARTs2013-うまからうまれた15のアート-

アトリエから歩いて10分の根岸森林公苑にある馬の博物館で開催されている展覧会に行ってきた。
博物館の催しとしては斬新なポスターで、まず興味をひかれた。
割と古典の絵巻物や馬にまつわる行事に由来する企画が多い中で、武蔵野美術大学に在籍または卒業した若いアーティスト15人の作品とある。アトリエでも来年のアトリエ展では「馬」をテーマにしようと計画しているので楽しみだ。

d0322102_18175624.jpg

いつ行っても静かな館内。第3展示室は雰囲気がちょっと違う。
「今回のプロジェクトでは、15人の若いアーティストが、実際に見て、触って、乗って、五感で感じた馬を、多彩なメディアで表現した作品を、芸術文化プロデュ-スを学ぶ学生が展示し・・・」とパンフレットに書いてある。

d0322102_18144791.jpg

油絵・日本画・彫刻・金工・映像など様々なジャンルの若きアーティストの競演!
義経が馬に乗って戦う八島の合戦の油絵があったり、樹脂やガラスの作品があったり、それぞれのとらえ方が面白い、なかでも坪島悠貴さんの銅版を打ち出した「phantasm」という作品、馬のシルエットが優雅。

何もない真っ暗な展示室?入ってみると二つのスクリーンにのんびりと野生馬の群れが草を食んでいる映像が映写されている。
正面におかれた椅子に座って暫し画面を見る。定点カメラでただ馬の群れを映写しているだけの作品。
何の加工もない、これで作品?

〇〇年前まだ美大生のころ広吉先生と行った宮崎県の都井岬の馬に似ているな、と思って後でパンフレットを見るとまさに都井岬の御崎馬(みさきうま)だった。
なつかしい・・・
そうしているうちに、馬は画面からいなくなったり、数頭あらわれたり、親子で戯れていたり、と少しずつ変化している。

入り口付近で会った男性3人組が、「真っ暗だな、何だここは」と言いながら展示室に入ってきて「ここでやるんだな」とプロジェクタを触ろうとした。
「触らないでくださいだって」と注意書きを見て理解に苦しんでいる様子なので「これは映像作品なので、この椅子に座って見るんですよ」と声をかけた。

「ふ~ん」と一人が腰を掛けて「そういうものか、分かった」とそそくさと引き揚げてしまったのには思わず笑ってしまった。競馬の歴史などには興味を示していたけど、若きアーティストの作品はちょっと勝手が違ったみたい。

その後もしばらく自由でのんびりとした馬の映像を見ていた。
良い時間を与えてくれた。
これもアートなのだ、と納得。

d0322102_18154666.jpg

帰り際、エントランスの右の広場に辻蔵人さんの車や色々な機械のパーツやプラスチックを使った「ソラウマ」という作品があった。
縦横2m以上の大きな親子の馬が青空と芝生の中で力強く大地を踏みしめている。
これが、若いエネルギーというものだろう。

d0322102_913493.jpg

久しぶりの森林公園、紅葉がきれいだった。
[PR]



by yamateatorie | 2013-12-02 09:27 | 展覧会

横浜の中山手ある絵画教室YAMATE美術セミナーの日々です。
by mせんせい
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

画像一覧

YAMATE美術セミナー
横浜市中区西竹之丸82  ☎045-681-7712

ライフログ

最新のコメント

共感していただいてとても..
by yamateatorie at 12:09
えっとこちらのブログすご..
by skuna@docomo.ne.jp at 16:47
真剣に絵を描き、真剣に遊..
by yamateatorie at 10:40
いいね。みんな顔つきがい..
by たなべ at 18:37
う~ん、………とくにコメ..
by ジェイク at 06:14
ぜひご協力を!
by yamateatorie at 08:54
アトリエでは「自画自賛」..
by yamateatorie at 08:00
いい男という点では似てい..
by たなべ at 15:21
似てません。
by yamateatorie at 11:15
かんくん、わたしに似てい..
by Y.T, at 14:19

検索

ファン

ブログジャンル

外部リンク